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のりもの(ひこうき・でんしゃ・etc.)/宇宙戦艦ヤマト/副業…1人言だらけの気まぐれ日記

737系:函館本線→確定?!

5月20日(土)の室蘭本線ダイヤ改正でついにデビュー!を迎える737系電車が、ようやく報道公開されたようですね(^o^)


札幌運転所敷地外の公道上より撮影した737系C-2編成
(2023年3月19日)


◆◆◆
 春めく道内の鉄路に「さくら色」登場
 新型車両737系で電車化が加速
 苫小牧~室蘭間所要時間17分短縮へ
 JR北海道室蘭線
 <HBC(北海道放送):2023年4月19日>

◆◆◆

上記でご紹介したVTRの中でも、記事の中でも・・・

 函館線でも運用することを計画しています

・・・と、ハッキリ言及されていることから、大方の予想通り、やはり737系電車は近い将来に函館本線でも運用されると見て、ほぼ間違いなさそうです。


◆◆◆
 JR北海道 新型車両「737系」公開
 消費電力を低減し環境に配慮
 苫小牧~室蘭間の所要時間 最大17分短縮も
 <uhb(北海道文化放送):2023年4月19日>

◆◆◆

また、上記でご紹介したVTRや記事の中では、函館本線への投入時期について・・・

 2023年度中を計画

・・・と言及されています。

ご紹介しきれていませんが、他の報道各社の記事等を見ても2023年度中に函館本線へも投入する計画という部分に言及されているものが多く見られます。

13編成26両という陣容(?)からしても「737系が室蘭本線だけでなく函館本線にも投入されるのでは?!」というのは、私も含めて多くのかたが予想されていた通りの結果になりましたね(^_^)

ただ、今回、JR北海道からの公式発表・・・とまでは言えないかもしれませんが、車両担当者のかたから報道陣へのご発言というかたちでJR北海道内部の方針がJR北海道サイドからハッキリと表明されるのは、これが初めてではないでしょうか?!

------

・・・いずれにしても、こうして「737系が2023年度中に函館本線へも投入される計画が存在する」という事実がようやく明らかになったことで、今後の焦点(?)は運用区間運用開始時期と言えそうです。


---
【1】
運用区間
---


運用区間については、普通に考えればもちろん岩見沢-旭川間ということになるのでしょうが・・・。

それにしては、途中の岩見沢-滝川間については、ワンマン運転対応工事が開始される気配がなかなか見られません(´~`)
こちらも近い将来、ついに工事が開始されるのでしょうか?!

それとも・・・737系はまさかの滝川-旭川間のみ!での限定運用となり、岩見沢-滝川間については現行通り、原則として車掌乗務の3両or6両編成電車&1両or2両編成気動車が運用され続けるのでしょうか?!

あるいは、せっかくワンマン運転対応設備が整っている737系が導入されても、岩見沢-滝川間についてはあえて現行通り車掌乗務で運転され、引き続き全駅終日全扉開扉!という運用が続き、滝川-旭川間のみワンマン運転を実施…なんて突拍子もない方針(?)になるのでしょうか?!(´~`)

いつものことながら・・・例によって私のようなドシロウト勝手な予想はまるで当たらないのが恒例(?)となっていますので、もしかすると上記の予想はまたもや全て大ハズレ!に終わり、あるいはJR北海道はもっと別の、ドシロウトには全く想像もつかないような奇策(?!)・・・でも考えているのかもしれません(´~`)

JR北海道からイザ公式に発表されるまでは・・・全てがナゾに包まれたままとなりますね(T_T)


---
【2】
運用開始時期
---


運用開始時期については、JR北海道がまさかの今年5月20日(土)!という中途半端な時期に室蘭本線(ほぼ)限定のダイヤ改正を実施することからしても、今や年度途中でのダイヤ改正は十分にあり得る選択肢となりました。

そうすると、737系が函館本線での運用を開始するのも、室蘭本線と同様に「2023年中のどこか中途半端な時期」となる可能性が考えられます。

過去の各種情報を総合すると、737系は残りの6編成12両が、遅くとも2023年6月末頃までにはおそらく出揃う予定となっている可能性が考えられますので、函館本線での運用に充てるための車両自体は近いうちに準備が整うことになります。

最も早ければ、もしかすると2023年9月や10月頃にも函館本線での運用が開始されるのでしょうか?!

もっとも、言うまでもなく可能性が一番高いのは、2024年3月と想定される次回のダイヤ改正に合わせての運用開始でしょう。

この頃には、岩見沢-旭川間でのKitacaエリア拡大も実施される可能性が高いです。

・・・ただ、もしかすると、先ほどのニュース記事でご紹介した「2023年度中」という予定が何らかの理由により遅れて、実際には2024年度に入ってから、例えば2024年5月頃からの投入になる・・・という可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、737系の運用開始時期は、おそらくこの3つのいずれかになることでしょう。


---
【3】
ICカード対応?!
---


オマケになりますが・・・報道各社のVTRや写真を見る限り、737系電車の運転台周辺(車内)には、車載用ICカード読み取り機等が設置されている気配はなく、あくまで現行のH100形気動車等と同様に、従来通りのワンマン運転対応設備が備えられているだけ・・・のように見えます。

もちろん、現在までに出揃っている車両はあくまで室蘭本線用ですので、ICカードに対応する必要は一切なく、近いうちに新製配置されるであろう車両のみが函館本線用として、新たにICカード車載器を搭載する・・・という可能性も皆無ではありません。

ただ、せっかく同じ「737系」を導入するのであれば、ワザワザ室蘭本線用と函館本線用で異なる仕様の車両を用意するよりも、車両の仕様自体は共通化してしまい、予備車も両者共通で用意するかたちにしたほうが効率も良く、コスト削減につながるであろうことは間違いありません。

そう考えると、やはり737系電車自体としてはICカード車載器等を搭載せず、岩見沢-旭川間のICカード利用客については、現行のKitacaエリアと同じく各駅にICカード対応自動改札機または簡易ICカード読み取り機を設置して対応する・・・という方針で臨むのではないでしょうか?!

こちらについても、各駅共にICカード読み取り機等を設置する工事が始まっているような様子は未だに一切見受けられませんので、場合によってはワンマン運転対応工事と同時に実施されるのかもしれませんね。

今後の公式発表が待たれますね!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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JR北海道は5月20日(土)にもダイヤ改正?!

3月のダイヤ改正が近づいてきましたね(^o^)

◆◆◆
 新時代へGO!
 2023.3.18 JR北海道 ダイヤ改正
 <JR北海道:2023年2月18日 閲覧>

◆◆◆

それにしても・・・毎度のことながら(?)、事前にこのブログで私が勝手に予想していた内容は、色々な意味で見事に極超大ハズレ!!!となりましたね(- -;)

例によって「私のようなドシロウト勝手な予想などというモノは、まるでアテにならない」・・・と、我ながら呆れ果てています(×O×)

そうした数々のハズレ予想(?)の中でも、話題の737系電車が、まさか3月18日(土)ダイヤ改正の時点ではまだ投入されないとは、本当に夢にも思いませんでした(>O<)

そもそも737系電車の13編成26両は、決して3月改正までに全編成が出揃うわけではないことは、あらかじめハッキリしていたわけですが、まさかこれがそのまま「3月改正ではまだ1編成も投入されない」ことを意味するとは・・・全く想像もつきませんでした(/O\)


JR北海道ポスターの写真を撮影

737系電車はすでに試運転も頻繁に実施されているようですが、私自身はまだ(日中には)1度も実車にお目にかかったことがなく、撮影できたこともありませんので、この写真はJR北海道のポスター内に掲載されているものを撮影させていただきましたm(._.)m

◆◆◆
 737系が4両編成で試運転
 <鉄道ファン railf.jp:2023年2月1日>

◆◆◆

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そして・・・まさか室蘭本線の苫小牧-東室蘭-室蘭間から、近年導入されたばかりのH100形電気式気動車が早くもほとんど追い出されて!しまい、大半がワザワザ737系電車に置き換えられる!!!というのも、全く予想外でした(×O×)

そうしますと・・・これまではH100形気動車1両単行で運転されていた列車も、737系電車の導入によって今後は否が応でも半ば強制的に(?)2両編成へ増車!されることになるわけですね(- -;)

もしかすると、その分だけ普通列車の本数が若干削減?!されるのかもしれませんね(T_T)



この写真は旭川運転所に所属するH100形気動車です(旭川駅にて撮影)。

ダイヤ改正の資料を読む限り、今後も引き続き苫小牧運転所に残留するH100形気動車は、5月20日(土)以降は基本的に東室蘭-長万部間(ほぼ)専用となるのでしょう。苫小牧-東室蘭間での運用は、せいぜい東室蘭以西への送り込み(からの返却)を兼ねた列車のみになるのでしょうね。

あるいは、もしかすると例えば「室蘭-長万部」など、東室蘭で進行方向を変えて運転される直通列車が引き続き設定されれば、5月20日(土)以降も東室蘭-室蘭間でH100形気動車がわずかに残留するのかもしれませんね。

まさか、これらの区間に今さらキハ143形気動車!が進出してくる・・・なんてことはあり得ませんよね(^_^;)



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その5月20日(土)ですが・・・JR北海道はあくまで正式な(?)ダイヤ改正として取り扱うのでしょうか?! それとも、例えば単に「室蘭本線ダイヤ修正」のようなかたちで、限定的な変更として取り扱うのでしょうか?!

このあたりもよくわからないですよね・・・。

ただ、苫小牧運転所に所属するH100形気動車は、上記のように5月20日(土)以降は間違いなく運用数が一部減るハズです。ここで余った分の車両は、いったいどこへ行くのでしょうか?!

可能性としては、日高本線のキハ40形気動車を直接置き換えるのか、それとも室蘭本線(苫小牧-岩見沢間)と石勝線(千歳-追分-新夕張間)のキハ150形気動車を置き換えて、その玉突きでキハ40を日高本線から追い出すのか・・・などが考えられます。

しかし、この場合は「せっかくワザワザ日高本線専用にカスタマイズした『カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン』はどうなるんだ?!」という疑問が浮かびます。

もちろん、車両数(運用数)が足りるのかどうかもわかりません。

そうなると、そもそも余った分のH100は苫小牧運転所から早くも追い出して!しまい、釧路運輸車両所または旭川運転所あたりに転属させる可能性も考えられます。

もし、H100を釧路運輸車両所に転属させるとすれば、今度は釧網本線と花咲線のキハ54を置き換える(キハ54を旭川運転所に転属させて、玉突きでキハ40を追い出す?!)ことになりますね。

ただ・・・最近、車両不足の影響によりやむを得ずH100が花咲線の定期列車を電撃代走!した際に、ワンマン運転に全く未対応のため、なんと車掌が乗務して運転された!という驚きの出来事があった様子ですので、少なくとも花咲線へのH100乗り入れは、現時点でまだ準備が整っていない(or当分の間は想定されていない?!)ことが伺えます。

下記の記事にある写真を見る限り、ワンマン運転はもちろん、方向幕(行先表示機)さえ、現時点では全く対応していない様子ですね。

◆◆◆
 H100形「DECMO(デクモ)」が代走で花咲線を初営業運転!
 <鉄道ホビダス:2023年1月28日>

◆◆◆
 【JR北】花咲線でH100形が非ワンマン運転にて代走
 <2nd-train:2023年1月30日>

◆◆◆

もし、H100を旭川運転所に転属させるとすれば、石北本線(上川-網走間)または宗谷本線(名寄-稚内間)または根室本線(滝川-富良野-東鹿越間)に残っているキハ40やキハ54を置き換えることになるのでしょうか?!

釧路にしても、旭川にしても、どちらもその地域に合わせたラッピングを施した観光列車兼用のH100(北海道高速鉄道開発保有→JR北海道にタダで貸与)がすでに配置されていることもあり、そこへ苫小牧運転所から転属したH100が加勢して、早期に旧型車両を置き換える可能性は考えられますよね。

ついでに(?)、旭川運転所と言えば、3月18日(土)ダイヤ改正で富良野線からキハ150が追い出されて、全てH100に置き換えられる予定となっています。

そうなると、余ったキハ150は石北本線(上川-網走間)または宗谷本線(名寄-稚内間)または根室本線(滝川-富良野-東鹿越間)などへ転用されるに違いありません。

こうした背景も合わせて考えると、もしかすると2023年度は「主に旭川運転所で集中的に(玉突きで)キハ40やキハ54の置き換えを進める」・・・という基本方針?!などが存在するのかもしれませんね。

もし、こうした車両の置き換えが同時に行われるとすれば、5月20日(土)は「室蘭本線のみの小規模な単なるダイヤ修正」ではなく、「道内の他線区も一部含めた正式なダイヤ改正」が実施される可能性もありそうですね。

------

・・・さて。話を737系電車に戻します。

このブログでは、以前の記事で737系電車は函館本線(岩見沢-旭川間)にも投入され、新たにワンマン運転が開始されるに違いない!と、例によって勝手に予想していたワケですが・・・もしかすると、これも見事に極超大ハズレ!!!に終わる可能性が出てきましたね(×O×)

ただ・・・それにしても室蘭本線(苫小牧-東室蘭-室蘭間)のキハ143H100を追い出すために必要な737系の数が13編成26両・・・で、本当に計算が合っているのかどうかは、正直に言って全くわからなくなってきました(´~`)

多過ぎるような気もしますし、ちょうど良いような気もしますし・・・。

このあたりは、おそらく車両の運用を超厳密!に調べているかたでもない限りは難しく、私のようなドシロウトには完全にお手上げ!で全くわかりません(T_T)

もっとも、737系の試運転自体は、上記の区間を含む手稲-旭川間で開始されてはいるようです。

◆◆◆
 737系が函館本線で試運転?
 <鉄道ホビダス:2023年2月17日>

◆◆◆
 737系2両編成が試運転を実施
 <鉄道ファン railf.jp:2023年2月18日>

◆◆◆

とは言え、現時点で未だに滝川-旭川間の定期列車には(一時的な代走等を除き)充当されていない731系・735系・733系なども、過去には試運転でワザワザ旭川まで足を伸ばした実績があるようですので、今回の737系も「試運転でやってきたから!」と言って、必ずしも「近い将来に正式投入されて運用が開始される」・・・とは限りませんよね。

------

最後に・・・余談ですが、737系の方向幕(行先表示機)について。

JR北海道から最初に発表されたイメージ画像では、方向幕には白色で「普通 LOCAL」と表示され、「フルカラーLEDが採用されるのか?!」と予感させていたのですが・・・実車の写真や動画を見ると、前面方向幕には(白色ではなく)オレンジ色で「試運転 Test Run」と表示されているように見えます。

これは・・・もしかすると「コストダウンを図るために、フルカラーLEDから3色(セレクトカラー)LEDに格下げ変更された」ということを意味しているのでしょうか?! それとも、単に「最初のイメージ画像に誤りがあっただけ」ということなのでしょうか?!

実際に運用が始まってみなければわかりませんが・・・よくよく考えてみれば、所詮は(?)閑散線区の単なるワンマン普通列車専用車両に過ぎないのですから、ワザワザ高価なフルカラーLEDを採用する必要性は皆無かもしれませんね(T_T)


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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千歳駅にキハ150形0番台!

旭川運転所に所属し、普段は主に富良野線を中心に運用されているハズのキハ150形0番台を、なんと千歳駅!で目撃しました(- -;)






所定で運用されるハズの100番台とは側面客室窓の大きさや縁取り(?)が全く異なりますので、区別は一目瞭然です。




1月23日(月)、石勝線の定期普通列車の運用に入っていました。




もちろん、車両の所属標記は「旭アサ」、つまり旭川運転所のままとなっています。しかし、方向幕は白幕・・・とかではなく、意外にもちゃんと石勝線用の「新夕張-追分-千歳」を表示していました。

おそらく、何らかの理由により苫小牧運転所で車両不足等が発生し、旭川運転所から貸し出されたのだろうと(勝手に)想像しています・・・。

ただ、ご存知の通り、旭川運転所のキハ150は、2023年3月18日のダイヤ改正で富良野線から追い出されて、H100に置き換えられてしまう予定ですので、今後は必ず運用線区が変化します。

個人的に勝手に想像しているところでは「旭川運転所からの転属はせずに、石北本線(主に上川-網走間)での運用が増えて、玉突きでキハ40を追い出すのかなぁ~」などと思っていたのですが・・・まさか苫小牧運転所に転属する車両が出てくるのでしょうか?!

しかし、もし万が一そうなると、苫小牧運転所では同じキハ150でも「冷房車の0番台」と「非冷房車の100番台」が混在!することになってしまいますので、特に盛夏期にかけてはあまり好ましくないような気がします(>o<)

ですので、今回はあくまで一時的な貸し出しに過ぎないと思うのですが・・・はたしてどうなることでしょうか?!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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キハ150にLED前照灯換装車が登場

苫小牧運転所に所属するキハ150形気動車で、一部がLED前照灯に換装された車両を見かけるようになりました。



全4灯のうち、上部の2灯だけがLED前照灯に換装されています。




最初に見た時は「HID前照灯かな?」と思ったのですが・・・






この様子を見ると、どうやらLED前照灯と見て間違いなさそうです。

これが試験的に一部の車両で装備しているだけなのか、それとも今後は全ての車両に拡大していくのか、まだわかりません。

ただ、こうした動きはJR北海道以外でも数多く見られるようですので、今後もきっと「灯火類LED化」の流れは続いていくのでしょうね!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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737系のナゾ【画像編】



 前回の記事からかなり間隔が空いてしまいましたがm(._.)m、2022年8月17日にJR北海道から公式発表された「737系通勤形交流電車が登場します」について、独り言を綴っていく記事の第4弾です(- -;)

◆◆◆
 737系通勤形交流電車が登場します
 <JR北海道:2022年8月17日 発表>

◆◆◆

 12月を目前に控え、いよいよ!実車の第1弾となる2編成4両が落成し、甲種輸送が実施されているようですね。

◆◆◆
 山口・下松で製造されたJR北海道の新型鉄道車両
 北の大地へけん引輸送
 <周南経済新聞:2022年11月28日>

◆◆◆

 JR北海道の車両では735系以来となるアルミニウム車体ということもあるのか、多くのかたが予想されていた通り、車両は735系と同じく日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で製造されたようですね(^_^)

 ちなみに、車両の所属区所については、予想通り札幌運転所になるようですね。

◆◆◆
 【JR北】737系C1編成、C2編成甲種輸送
 <2nd-train:2022年11月28日>

◆◆◆

 それにしても…車両の編成番号は、頭文字のアルファベットが「C」になるのですね。

 正直に言って、いったいどんなアルファベットがつくのやら、全く見当がつかなかったのですが…まさか735系の「A」、そして733系の「B」の続番?!のようなかたちで「C」になるとは(- -;)

 721系の「F」、そして731系の「G」とのつながり(?)はないように見えてしまいますね(T_T)

 あるいは、もしかするとCommuter Train」の意味合いがあるのでしょうか?! …だとしたら、まるでJR九州のようにも感じてしまいますね!(^_^;)

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 …さて。ようやく実車も登場したことですし、この記事ではイザ車両が報道公開されるまで、あるいは私達が実際に車両に乗車してみるまで、実車を見てみなければよくわからない点について、例によってドシロウト感覚で、色々と勝手に予想!して、思うがままに想像(or妄想?!)を膨らませていこうと思っています(^_^;)




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【ナゾ・画像編その1】
車体外面の質感(?)はどんな感じ?!
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 いよいよ実車が登場したので、なんとなくわかりそうな気もするのですが…まずは車体の質感(?)について。

 737系は「さくら色」と称する淡いピンク色が特徴なわけですが、実際のところは、はたしてどんな印象なのでしょうか?!

 既存車両の色帯の部分や、鋼鉄製車両の塗装外面、あるいは主に商用車の自動車に見られるような、あまり艶(つや)のない、一様な色合いになるのでしょうか?!

 それとも、一般の乗用車に見られるような、メタリック?orパール?etc.のように独特の金属光沢?or艶?のあるような、高級感のある仕上がりになるのでしょうか?!

 甲種輸送の写真を見ると、737系の外装は、写真撮影時の条件によってはシルバーの無塗装?!にさえ見てしまうような、ごくごく淡い色合いになっているように感じられます。

 日中の写真では、まだ「できたてほやほやの新車!!!」ということもあり、周囲の景色が映り込むようなピカピカの美しい様子が見て取れます☆

 単なる普通列車用のローカル車両とは言え、できることならば外面全体の質感としても、金属光沢が輝く高級感あふれる仕上がりになってほしいなぁ~と願っています(^_^)




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【ナゾ・画像編その2】
乗降扉上部の車内案内表示装置はナシ?!
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737系の内装イメージ画像を見ると、既存車両では乗降扉上部に千鳥式で設置されている車内案内表示装置が見当たりません。

基本的には(ほぼ)ワンマン運転専用車両ということで、例によって先頭車両に運賃表示器を設置するだけで十分!と判断され、コスト削減も考慮して省略されたのでしょうか?




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【ナゾ・画像編その3】
車両放送用スピーカー側面に配置?!
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既存車両では、車内放送用スピーカーは天井の中央部に設置されている例が多いですが、737系ではなんと側面?!で、荷棚のすぐ上あたりに設置されているように見えます。

ロングシートに着席する乗客から聞こえやすいように、設置場所が変更されたのでしょうか?


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【ナゾ・画像編その4】
座席のつくりJR東日本タイプ?!
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ロングシートの形状を見ると、既存車両とは明らかに異なり、背もたれの下方(座面の後方)あたりには空間が存在し、背もたれ全体も丸みを帯びていることがわかります。

これはもしかすると、H100形気動車のように、座席は(言うなれば)JR東日本タイプということでしょうか?

だとすれば、はたして座り心地はどんな印象になるのでしょうか!

ただ、かつてのJR東日本タイプの固~~~い座席に比べれば、H100形気動車などでも座り心地は向上しているように感じられますので、737系もせめて同様の座り心地が確保されていてほしい…と願わずにはいられません!




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【ナゾ・画像編その5】
乗降扉上方+側方のエアカーテンはナシ?!
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JR北海道で初めてのオールロングシート車両である731系が登場して以来、735系も733系も(uシート車両を除く721系のエアポート編成用増備中間車も)、厳冬期の開扉時に車内への冷気吹き込みを少しでも緩和するため、乗降扉上方と側方にはエアカーテンが設置されていました。

しかし、737系ではこれも見当たりません(T_T)

もっとも、H100形気動車でもエアカーテンは設置されていませんので、同様に737系でもやはり省略されたのでしょうか?


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【ナゾ・画像編その6】
クモハ後方寄りの固定貫通路手前の空間幅が広い?!
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私が737系の内装イメージ画像を見て驚いた点の1つに、車両後方寄りの固定貫通路手前の天井に1灯だけ室内照明(直管型LED式?)が設置され、明かりが壁の部分に反射して白く輝いていることがあります。

既存車両では、この部分は両側を機器室に囲まれているために幅が狭く、そして天井の照明が設置されている位置からは離れているため、どうしても薄暗くなってしまいがちです。

図面を見ても推察できるのですが、どうやら737系は2両固定編成を組む車両同士をつなぐ貫通路の幅こそ既存車両と変わらないように見えますが、(クモハ限定で)その手前にある機器室に囲まれている空間は少しだけ幅が広く、隣の車両との間を隔てる扉の横にも、幅は狭いながら壁があるのがわかります。

車内空間を少しでも確保するために機器室をなるべくスリム化し、そして天井の照明を追加することで、周囲が薄暗くなるのを防ぐように工夫されたのでしょうか?


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【ナゾ・画像編その7】
ロングシート末端の袖仕切(?)はガラスが大型化した?!
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ロングシート末端にある袖仕切は、ガラスが下方にまでグンと拡大されているように見えます。

もしかすると、着席した時の太ももの高さよりもさらに下に位置するくらいまで、ガラスの面積が増えているのではないでしょうか?

「車内空間を少しでも広く感じさせるための工夫」なのかもしれませんね!


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【ナゾ・画像編その8】
運転台背後周辺の様子(?)はいったいどうなっている?!
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公開された737系の内装イメージ画像には、運転台背後周辺の様子が一切描かれていませんので、いったいどのような構造になっているのか、現時点ではほとんどわかりません(T_T)

図面を見ても、このあたりはよくわからない印象です。

…と言っても、もちろん所詮は(?)単なる一般的なワンマン運転車両ですから、運転台背後周辺の様子も基本的には現行のH100形気動車とある程度似たような雰囲気をしているだろうことは想像に難くありません。

ただ、はたしてここに、まさかのKitaca車内読み取り機!を設置するスペースは確保されている(準備工事が施されている)のでしょうか?!

あるいは、2編成(3編成)を併結した際に貫通路を形成する運転台部分は、既存車両のように段差やスロープが存在しているのでしょうか?

それとも、もし車両自体があくまで737系同士しか連結できない仕様になっていれば、床面の高さが異なる車両同士の併結を考慮する必要がないため、そもそも段差もスロープも不要となり、H100形気動車のようにフラットでスムーズな床面が実現しているのでしょうか?!

私の勝手な予想では、後者のようにあくまで「737系同士の連結にのみ対応」として、運転台部分の床面もフラットな構造になっているのかなぁ~と、想像を膨らませています(^_^;)

ただ、もし万が一にも車両故障!等が発生した際に備えて、あくまで救援の際に限ってやむを得ず非常手段として既存車両との併結も可能な必要最低限の機能のみ…は搭載しているかもしれませんね。


---
【オマケ】
737系の顔つき(?)は…?!
---


737系の外観イメージ画像だけを眺めて想像していた際は、私の印象としては、前頭部は確かに色使いこそH100形気動車とよく似ていますが、窓・前部標識灯(前照灯)・全体のバランス(?)等を考えると、H100形よりもむしろ…



…こちら、キハ150形気動車に近いような印象を感じていました。



塗装を黒主体に塗り替えて、後部標識灯(尾灯)の部分を方向幕(行先表示機)に置き換えれば、737系と最もよく似たイメージになるのではないか?!…という気がしていました。

H100形気動車とは異なり、前部標識灯(前照灯)が上段・下段共に同じ間隔で配置されていることからしても「なんとなく似ているかも?!」と感じていました(H100形気動車の前部標識灯は、上段は間隔が広く、下段は間隔が狭いですよね)。

しかし、イザ737系の実車が登場し、写真を眺めてみた限りでは、結局のところ「H100ともキハ150ともあまり似ていない!」という印象を強く感じています(- -;)

想像していたよりも、前面窓の傾斜が意外とシッカリついているような気がしています。

その部分だけに注目すれば、意外にも「JR西日本のキハ120形気動車あたりが割と似ているかな?!」…などと感じているところです。

ただ、もちろん灯火類の配置等は全く異なります。

実際のところは「これまでの車両では似ている顔つきのものがほとんど存在しない!!!」…という、ある意味では「今までに全く見たこともないような新しい独特の奇抜な顔つき!」をしているのかもしれませんね(^_^;)

…なお、あくまで私の勝手な感想では、残念ながら決して「素晴らしいデザイン!」「カッコイイ顔つき!」という気はしていません(T_T) どうしても「どこか腑に落ちない違和感(???)」を覚えてしまいます…(×o×)

ちなみに、気動車になってしまいますが、新潟トランシスのNDCシリーズ第3世代?!の車両あたり(調べてみたところ…のと鉄道NT200形/肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形/錦川鉄道NT3000形…などがあるようですね)は、個人的に「なかなかカッコイイ洗練された顔つきをしている!」と感じるので、737系もそうした系統(?)のデザインであれば良かったのになぁ~…などと感じてしまいます。

…このあたりだけは、本当に全く「人それぞれ」ですよね。


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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異質…札幌駅11番線

 札幌駅11番線の様子を眺めてきた際の感想をテキト~にまとめて書き綴った独り言です(- -;)


▲単式(片面)ホームではありますが、ホーム幅は広めに確保されている部分もあります。


▲駅名標は…面白いことに(?)なぜか表面だけではなく、裏面も電照式になっており、両面仕様(?)になっています! なお、ホーム幅はだんだん狭くなっていきます(T_T)


▲東側階段の幅は、あまり広くありません(T_T)


▲エレベーターとエスカレーターは、6両編成のちょうど中間付近に来るように設置されています…と言うよりも、列車の停止位置のほうが調整されているような印象です。他のホームに比べて、列車の停止位置は東側(苗穂側)にズレています。


▲ガラスの壁で囲まれたエスカレーターを降りていきます。


▲エスカレーター部の天井は…露骨に仮設感タップリ!です(- -;)


▲側壁も露骨なまでにあくまで仮設…。本格的な完成は、ヘタしたら新幹線開業時!まで待たされることになるのでしょうか?!(×_×)


▲階下に着くと、さらにビミョ~な空間が広がっています…。


▲この「殺風景ぶり(?!)」は…かなり異質ですよね(T_T)


▲無造作に設置された自動販売機が不自然?!…にさえ映ります。


▲既存のコンコースへ向かう通路の床面は、なんとアスファルト舗装!でつなげる…という無骨な仕上がり(?!)です(>_<)


▲ガランドウの物寂しい空間が広がります…。なお、この「コンクリート打ちっぱなし(?)+アスファルト舗装」の無骨な床面については、驚くべきことにコレがなんと完成形!で、装飾等を施す予定はナシ!…という報道がありました(下記参照)。

◆◆◆
 JR北海道、札幌駅11番線ホーム使用開始 - 初列車は札沼線普通列車
 <マイナビニュース:2022年10月16日>

◆◆◆


▲エスカレーターは、既存のホームとは逆向き(コンコース階は西(桑園)向き/ホーム階が東(苗穂)向き)に設置されています。


▲天井もご覧の通りです…。ただ、天井については既存のコンコース部でも似たような改修工事中なので、そこまで大きな差異はないかもしれません。


▲西側階段は、階下付近で南向きに90度曲がっているのが大きな特徴です。…と、その傍らでなにやら意味深なスペースを発見!


▲この区画はいったいなんでしょう?! 喫煙室のようにも見えますが…今さら喫煙室を設置することはあるのでしょうか?! …その答えがわかるのは、いったいいつの日になることやら/(´~`)\


▲既存のコンコースと、新設の11番ホームへ続くコンコースとをつなぐ接続部分(東側)です。いかにも「奥に付け足した感(?)」タップリの、ワザワザ幅を狭められたかのような通路ですね…。


▲こちらは西側の接続部分です。こちらは北側トイレ部分によって元から幅が狭かった関係もあり、そこまで不自然な印象は感じません。

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 最後に、閉鎖された旧1番線付近を見ていきます。


▲もちろん、電光掲示板は真っ暗…。いずれは撤去されるのでしょうね。


▲もともと「1」番線と表示されていた部分にテープ?が貼られて、覆い隠されています。


▲ホームでは緑色の仮設工事柵が設置され、立ち入り禁止状態になっています。やがては高い壁がそびえ立ち(?)、その向こうを新幹線電車が通過していくことになるのでしょうね!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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 …以下は「備忘録(?)」です。当記事とは無関係です…。ご了承くださいm(._.)m

◆◆◆
 QRコード改札を「ローテク」と考える人の誤解--JR東が24年春に導入、メリットとデメリットを考察
 <CNET Japan:2022年10月24日>

◆◆◆
 新幹線はいつまで「紙の切符」なのか? 他国はeチケット化、取り残される日本の特殊事情とは
 <Merkmal(メルクマール):2022年10月15日>

◆◆◆
 クラウド化するSuicaが目指す未来
 <Impress Watch:2021年4月9日>

◆◆◆
 少し改善?IC乗車券「エリアまたぎ」の不自由 ダイヤ改正で境界駅までと定期券は利用可能に
 <東洋経済 ONLINE:2021年2月24日>

◆◆◆
 新幹線と飛行機の壁 「4時間」「1万円」より深刻な「1カ月前の壁」
 <ITmedia ビジネスオンライン:2019年3月15日>

◆◆◆
 交通系ICカード「エリアまたぎ」の利用なぜ難しい? JRで東京から沼津は不可
 <乗りものニュース:2019年2月12日>

◆◆◆

 ※ 時系列メモ ※


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札幌駅1番線廃止直前!

 北海道新幹線の札幌延伸工事に伴い、札幌駅1番線が2022年10月15日(土)を最終日として廃止されるまで、残りわずかとなりました。


▲1番線に列車が発着する様子が見られるのもいよいよ最後です。


▲2022年10月16日(日)からは、右側の「1番線」は電光掲示板も真っ暗!になり、将来的には撤去!されてしまうのでしょうね(T_T)


▲改札内コンコースの案内表示板も準備は整っているようです。


▲うっすらと浮かぶ「2」の形状…。あとはシールを剥がせば対応完了!となりそうです。


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ついでにオマケ!
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▲9・10番線のコンコース電光掲示板は、おそらく新しい物に交換されたようです。


▲11番線からやってくる利用客に配慮して、背面にも電光掲示板が設置されました。これまではおそらく片面のみに設置されていたものと思われます。


▲電光掲示板の隣にある『のりば 9・10』の案内看板も、LED照明型と思われる新しい物に交換されています。


▲写真ではわかりにくいのですが、9・10番線の新しい電光掲示板は、従来の物と表示の色合いが違います。従来の物に比べると、黄緑の色が薄い?明るい?ような印象です。

 …それにしても、11番線に向かうコンコースの通路幅は、2本ともずいぶん狭いですね(T_T)

 おそらく、構造上の制約があるのでしょうが…従来の1(2)~10番線との間を行き来する広々としたコンコースに比べると、いかにも「後付け感」タップリ!です(ToT)

 市販の時刻表を見る限り、札幌0836発岩見沢行普通列車(小樽0746発・139M)と、札幌0936発岩見沢行普通列車(149M・【注】時刻変更*)の2本だけは11番線からの発車となることを確認したのですが、他は全て学園都市線へ発車する列車となっているようです。

 *149Mは、従来は札幌0937発

 16日(日)から、札幌発の学園都市線列車は全て11番線からの発車に統一!されますので、上記の2本を除き、11番線は実質的に我らが(?)学園都市線「(ほぼ)専用」となりそうです。

 もちろん、札幌着の学園都市線列車も、11番線への到着が多くなりますね。

 学園都市線と他線とを札幌駅で乗り換える場合は、対面乗り換えとなるパターンが激減!しそうです(T_T)



▲まもなく供用開始となる11番線です。照明が点灯していない状態を見られるのも、あと残りわずかとなりました。


▲新しいだけあり、階段部分の壁(?)はガラス張りとなっています。いかにも現代風?!ですね(^o^)


▲エスカレーター部分の壁も、同様にガラス張りですね。


▲電光掲示板には「調整中」の文字が…。


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さらにオマケ(!)
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▲まるで摺りガラス!と化してしまった731系の客室窓…(T_T)


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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737系のナゾ【運用編】



 引き続き、2022年8月17日にJR北海道から公式発表された「737系通勤形交流電車が登場します」について、独り言を綴っていく記事の第3弾です(- -;)

◆◆◆
 737系通勤形交流電車が登場します
 <JR北海道:2022年8月17日 発表>

◆◆◆

 今回は、737系電車の運用に関するナゾです。

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【ナゾ・運用編その1】
2023年3月ダイヤ改正までに全編成が出揃うのか?!
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 737系電車の予定投入本数は、13編成26両となっていますが、そもそもこれらの全てが、はたして2023年3月のダイヤ改正までに一気に出揃うのでしょうか?

 このナゾを解くためのカギは、やはり限られた公式発表資料の中に見出すしかありません。

 色々と調べてみたみたところ、まずは『移動等円滑化取組計画書』という資料の中にヒントがありました。

◆◆◆
 令和4年度 移動等円滑化取組計画書
 <JR北海道:2022年6月30日>

◆◆◆

 この資料(P.1)を見ると、さっそく「ワンマン電車を導入 (令和5年度まで)」という記述があり、これが737系電車を示していると考えられます。

 ここで最も注目されるのが令和5年度までという部分です。

 次に、『JR北海道グループ経営改善に関する取り組み』という資料のうち、『2021年度第4四半期報告・2022年度目標設定』と『2022年度第1四半期 報告書』の2つを見てみます。

◆◆◆
 JR北海道グループ経営改善に関する取り組み
 2021年度第4四半期報告・2022年度目標設定
 <JR北海道:2022年6月3日>

◆◆◆
 JR北海道グループ経営改善に関する取り組み
 2022年度第1四半期 報告書
 <JR北海道:2022年8月5日>

◆◆◆

 前者のP.22(紙面の12ページ目)/後者のP.7(紙面の4ページ目)には、共に「3Q:2両ワンマン電車の製作(4両)」「4Q:2両ワンマン電車の製作(10両)」という記述があります。

 調べてみたところ、ここにある「3Q」とは「第3四半期」つまり「10月~12月」、そして「4Q」とは「第4四半期」つまり「1月~3月」のことを表しているようです。

 よって、737系電車は2022年10月~12月の期間中に2編成4両、2023年1月~3月の期間中に5編成10両が登場するものと考えられます。

 これは、冒頭の資料『737系通勤形交流電車が登場します』の中にある「2022年冬に最初の編成が落成し、2023年春まで順次落成します」との記述とも一致します。

 というのも、上記にある「2023年春」という表現なのですが、おそらくJR北海道に限らず、JRグループ全般において、「春」というのは「3月1日~6月30日」のことを指しているのではないかと思われるからです。

◆◆◆
 春の臨時列車のお知らせ
 <JR北海道:2022年1月21日>

◆◆◆
 ~キハ183系車両の運行終了~
 キハ183系車両で運転する特急列車に乗ろう
 <JR北海道:2022年7月13日>

◆◆◆

 上記に示した各資料でも、「年度末=3月31日まで」と、JR北海道の立場でいう「春の期間」は区別されていることが読み取れます。

 以上の結果、これまでに見てきた各種公式資料から得られる情報を総合すると、737系電車の登場時期は…

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 2022年10月~12月・・・2編成4両

 2023年1月~3月・・・・・5編成10両

 2023年4月~6月・・・・・6編成12両
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…という時系列で、合計13編成26両が順次完成することになるのではないでしょうか?


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【ナゾ・運用編その2】
投入される「13編成26両」内訳は?!
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 最初にこの投入予定両数を見た時、私はかなり驚きました。

 というのも、冒頭の資料で「置き換え対象」として主に(名指しで?)言及されているキハ143形気動車は、わずか5編成10両しかないためです(資料では「キハ143形気動車などの置換用」と記載されています)。

 ちなみに、キハ143形気動車のうち1日に運用されるのは3編成しかなく、よって予備車が2編成という内訳になるようです。

 …どう考えても、737系電車の投入数が多過ぎます。いったい、どのように運用されるのでしょうか?

 これまで【ナゾ1】で見てきた考察では、どうやら2023年3月ダイヤ改正までに登場する737系電車は7編成14両にとどまりそうです。

 これらのうち5編成を従来のキハ143形気動車の運用に充当するとすれば、2編成が余ることになります。

 では、その2編成はどこへ行くのでしょうか?!

 私の予想では、おそらく函館本線の岩見沢-旭川間での試運転乗務員訓練に充当されるのではないか?!と考えています。

 場合によっては、2両編成単独だけではなく、2編成を併結した4両編成での試運転等も行われるのではないでしょうか?!

 最初の2編成4両が、他の編成よりも一足早く2022年10月~12月の期間中に登場するのも、室蘭本線で試運転や乗務員訓練を実施する期間を確保するためではないかと予想しています。

 同様に、函館本線でも試運転・乗務員訓練を実施するために、2編成4両が一足早く用意されるのではないでしょうか?

 このように考えていくと、737系電車13編成26両の内訳は、最終的に…

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 5編成10両・・・室蘭本線(苫小牧-室蘭間)

 8編成16両・・・函館本線(岩見沢-旭川間)
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 …という配分になるのではないかと考えています。

 ちょうど、かつて711系電車が基本的に札幌圏を避けて(?)運転されていた頃と似たような運用になるとすれば、室蘭本線と函館本線の双方に共通する予備車を確保しておくことで、全体的に余裕を持たせた運用を目指しているのではないかと予想しています。


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【ナゾ・運用編その3】
車両の配置区所はどこ?!
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 札幌圏を間に挟むかたちで、基本的には運用区間が分断!されることになってしまいそうな737系電車ですが…車両の配置区所は、いったいどこになるのでしょうか?

 これは、そもそも「電車」であることを考えても、おそらくは札幌運転所の所属になるとしか考えられないのではないでしょうか?

 まさか非電化!である苫小牧運転所に配置するわけにはいかないでしょうし、室蘭運輸所にも現時点で車両の配置はないハズですから、今後もいきなり車両が配置されることはなさそうな気がします。

 唯一、もし他に可能性があるとすれば、旭川運転所の所属となることも考えられなくはないですが…はたしてこれもどうなのでしょうか?

 旭川運転所は、札幌運転所に所属する電車の夜間滞泊運用こそいくつか設定されていると思いますが、配置されているのは気動車や機関車等で、電車の配置は1両もないハズです。

 今さら電車が配置されることはあるのでしょうか…。

 おそらくは車両の検修設備等を考えても、電車を配置する可能性は低いような気がします。

 もちろん、かつての711系電車も全て札幌運転所の所属だったと思いますので、737系電車も同様になりそうな気がします。

 ただ、こうなってくると…自動的に(?)次の【ナゾ4】が生じます。


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【ナゾ・運用編その4】
札幌圏での運用はある?!
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 もし仮に、737系電車の配置が札幌運転所となった場合、どこかで所属区所と運用線区との間を行き来する「送り込み(返却?)列車」を必ず設定しければなりません。

 しかし、737系電車は片側2扉!で、しかも2両編成。とても札幌圏の通勤通学ラッシュに適した仕様とは思えません。

 そう考えると、現行のキハ143形気動車のように、なるべく通勤通学ラッシュを避けた時間帯(早朝・深夜)に直通列車を設定するか(と言っても、キハ143形気動車の所属区所は苫小牧運転所なのですが…なぜか毎晩必ず1編成が苗穂運転所で夜間滞泊する運用になっているようです)、あるいは回送列車を運転して送り込む(返却する?)か…という方法しかなさそうです。

 苫小牧・室蘭方面については、現行のキハ143形気動車2両編成でも特に支障なく対応できているようですので、これを737系電車に置き換えても特に影響はないかもしれません。

 現行ダイヤでは、札幌0618発→東室蘭0908着(2724D)と、東室蘭2022発→札幌2310着(2819D)の1往復が該当しますね。

 問題は岩見沢・滝川・旭川方面です。

 この方面では、かつて711系が運用されていた頃も、現在の721系が運用されるようになってからも、早朝に旭川・滝川方面から札幌方面へ直通する需要があるためか、岩見沢・滝川・旭川方面で限定運用される721系(かつては711系)がワザワザ(?)通勤通学ラッシュ時間帯に札幌方面へ直通する列車が運転されているようです。

 現行ダイヤでは、旭川0629発→手稲0919着(2152M)が該当するようです。旭川→岩見沢間は3両編成ですが、岩見沢で増結し、岩見沢-手稲間は6両編成で運転されます(どちらも721系限定運用のようです)。

 まさかこの運用をそのまま737系2扉電車4両編成!に置き換える…ワケには到底いかないと思いますので(2扉しかないので6両編成でもキビシイですよね)、この列車は岩見沢で系統分離…と言いたくなるのですが、朝の通勤通学ラッシュ時間帯は岩見沢駅のホーム数に余裕がなく、どのホームも列車で埋まっていたり、特急列車が発着できるように空けておいたり…と、かなり混雑している印象ですので、岩見沢での系統分離は難しいかもしれません。

 とすると、岩見沢ではなく滝川で系統分離し、滝川→札幌間の直通列車は札幌圏で使用される3両編成を2本併結した6両編成の電車に置き換える…等、車両運用には大きな変更が生じそうです。

 これ以外にも、711系の撤退以降、どうやら札幌-岩見沢間では、岩見沢-旭川間で限定運用される721系も一部ゴチャ混ぜ!にして普通列車を設定しているようです。

 話がそれますが、ちなみに学園都市線では、もし1度学園都市線での運用に迷い込んだら(?)、少なくとも数日程度は脱出(?!)できず、しばらくの間はずっと学園都市線内だけで延々と運用され続ける…という場合が多いようです。


▲735系(百合が原駅):この際も学園都市線内での運用が数日続いていた

 しかし、721系は岩見沢-旭川間だけでなく、もちろん札幌圏の全線区で運用できてしまいますので、上記のように「もし1度岩見沢-旭川間での限定運用に迷い込んだら(?)、少なくとも数日程度は脱出(?!)できず、しばらくの間はずっと岩見沢-旭川間だけで延々と運用され続ける」…というようなかたちにはなっていないようです。

 その合間に度々札幌圏へと一時帰還(?)し、小樽や苫小牧まで足を伸ばす場合もあるようで、おそらく車両運用上は非常に効率が良いのでしょう。


▲721系(朝里駅):限定運用の合間でも札幌圏へ一時脱出(?)できる

 しかし、737系ではこうした運用は決して組めないと思われます。

 ですので、737系電車がイザ岩見沢-旭川間で運用を開始する際には、これまでの車両運用全般を大幅に見直す必要が生じるに違いありません。

 おそらくは、かつて711系が運用されていた末期の頃の車両運用が参考にされるのではないでしょうか?

 したがって、737系の岩見沢・滝川・旭川方面への送り込み(からの返却)列車についても、現行とは全く異なる「なるべく空いている時間帯」に設定されるか、サイアクの場合には回送列車を設定して対応することになるのでしょう。

 …というわけで、結論としては「もし737系電車が札幌圏で運用されるとしても、限定的なものになる」と見て間違いないでしょう。

 おそらくは既存の車両(721系・731系・735系・733系)と併結する運用も、側面乗降扉の数が異なるのでは相性が悪い(?)ですし、少なくとも当分の間はないでしょう(そもそも車両の構造(システム)上、併結可能な仕様になっているかどうかもわかりませんね)。


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【ナゾ・運用編その5】
函館本線での運用はいつから?!
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 737系電車が函館本線の岩見沢-旭川間で運用されるようになると、現行ではこの区間の721系等で行われている普通列車の車掌乗務は(基本的には)廃止となり、いよいよ待望の(?)ワンマン運転が開始され、人件費の削減に一定程度寄与することでしょう。

 ただし、札幌-滝川間を直通する一部の普通列車については、引き続き札幌圏で使用される3両編成(または2編成併結の6両編成)が運用され、車掌乗務も継続されるのではないでしょうか?

 現行ダイヤでは、下りは小樽1836発→滝川2109着(2255M:岩見沢-滝川間は3両)/ほしみ2007発→滝川2209着(2267M:3両)/小樽2137発→滝川2350着(2281M:6両)、上りは滝川0637発→小樽0853着(2138M:6両)/滝川0655発→手稲0848着(2144M:6両)が該当します。

 上記以外にも、3両編成電車による車掌乗務列車は残るかもしれません。

 ところで、滝川-旭川間では、現状でもすでに気動車で運転される普通列車については全てワンマン運転が実施されているため、各駅には…ワンマン運転士用後方確認ミラー/ワンマン乗車口案内看板/ワンマン列車乗車方法案内ポスター…等のワンマン運転対応設備が整っています。

 しかし…岩見沢-滝川間については、現行では驚くべきことに普通列車のワンマン運転は一切実施されていません!

 この区間では、キハ40形orキハ150形気動車の2両編成だったり、土日祝にはキハ150形気動車の1両単行!という普通列車も存在するようですが、必ず車掌乗務で運転されています(´~`)

 せっかく車両自体はワンマン運転に対応する設備が取り付けられているというのに…決してワンマン運転は実施できないのです!

 今の時代、1両単行運転!の気動車列車に車掌が乗務し、自動放送ではない肉声放送が行われ、各駅では必ず全てのドアが開く!というのは…。

 おそらく、少なくとも北海道内においては、もはやこの岩見沢-滝川間が唯一無二の存在ではないでしょうか!!!


▲茶志内駅:規模も小さく利用客も僅少だがワンマン非対応

 しかし、イザ737系電車の運用が開始される頃には、こうした貴重な光景も見られなくなり、先述した一部のケースを除き、基本的には全ての普通列車がワンマン運転に移行することでしょう。

 あるいは、737系導入に合わせて、この区間(特に岩見沢-滝川間)の気動車による普通列車は廃止され、基本的には全て電車による運転に移行する…という可能性もあるのかもしれません。

 いずれにしても、現状では各駅共にワンマン運転対応設備が一切ありませんので、今後は新たにこれらの設置工事を行う必要があります。少なくとも、先述した…ワンマン運転士用後方確認ミラー/ワンマン乗車口案内看板/ワンマン列車乗車方法案内ポスター…くらいの設備は最低限必要になると考えられます。

 特に「ワンマン運転士用後方確認ミラー」は大型で重量もありそうですから、駅によってはホーム地盤に多少の土木工事も必要になるかもしれません。

 今のところ、各駅共に「ワンマン対応工事が始まった」…という話は一切聞こえてきません。

 車両の新製状況を考えても、工事が開始されるのはどんなに早くても、もしかするとこの冬を経て雪が溶ける2022年度末頃からとなり、試運転・乗務員訓練に間に合わせるのでしょうか?

 ただ、公式発表された資料を読み解く限り、車両そのものは遅くとも2023年6月末頃までには、全て出揃うことが考えられます。

 せっかく車両が準備完了!しているにもかかわらず、はたして「次の次」となる2024年3月ダイヤ改正!まで737系電車は延々と投入されず、ワンマン運転も開始されないのでしょうか?

 …最も考えられる可能性としては、つい先月(2022年9月末日)をもって、札幌-函館間の特急列車からキハ281系が撤退し、10月1日から全列車がキハ261系での運転に置き換わった例が参考になるのかもしれません。

 ご存知の通り、今年10月1日にJR北海道ではダイヤ改正等は一切行われず、上記の例ではダイヤをそのままにして(あらかじめ2022年3月改正の段階で、キハ261系の走行性能に合わせたダイヤに調整されていた?)、単に充当される車両だけが置き換わっています。

 これと似たような現象(?)が、2023年10月等にも起こり得るのではないか?と考えています。

 すなわち、2023年3月ダイヤ改正の段階で、列車の時刻や車両の運用だけはあらかじめ737系電車を全編成投入完了後の限定運用状態で組んでおき、このうち函館本線の岩見沢-旭川間については、実車の運用を開始するまでは737系限定運用に721系等の既存車両を「常時代走状態(?)」で割り当てておいた上で、もちろん従来通りに車掌乗務で運転する…というものです。

 もしかすると、予定通り2023年6月末までに737系電車が出揃い、実際に岩見沢-旭川間で運用を開始した後も、年度ごとの人員配置(主に旭川車掌所?)の関係により、少なくとも2024年3月のダイヤ改正までは引き続き車掌乗務で運転し、ついでに「経過措置(?)」として乗客への周知徹底を図りながら、イザ満を持して2024年3月のダイヤ改正から完全なワンマン運転に移行する…という可能性もあるかもしれません。

 もちろん、737系電車投入完了と共に、直ちにワンマン運転に移行する可能性も考えられます。

 この場合、年度途中でも人員配置の異動(旭川車掌所からの配置転換?!)等は当然必要になるでしょうが、ダイヤ改正を実施する必要まではないと思われます。

 私の予想では、少なくとも2023年7月~10月等の中途半端な時期にダイヤ改正を実施して、結果として「経費も手間もかかるダイヤ改正を1年に2度も実施する必要性が生じてしまう」…等という施策を、極めて深刻な経営危機にある今のJR北海道は決して採らないような気がしています。

 もちろん、今年(2022年)9月は、JR九州では西九州新幹線開業に伴うダイヤ改正が実施されましたし、過去にはJR北海道でも学園都市線完全電化の際には10月にダイヤ改正を実施した例もあったと思います。

 しかし、前者はもちろん「西九州新幹線の工事進捗状況」という大きな理由があったのでしょうし、後者も「733系車両の増備進捗状況」という、やはり大きな理由があったのでしょう。

 今回の場合は、そもそも2023年6月末までには車両の新製が完了することはハッキリしているのでしょうし、挙句の果てには「岩見沢-旭川間の普通列車のみ」という、言ってしまえば「列車本数も利用客数も少なくドル箱でもなんでもない田舎線区」「JR北海道にとってはたいして重視するべきでもない小さな理由」のために、ダイヤ改正をワザワザ実施するようなことはあり得ないだろう!と予想しています。

 こうした理由を総合すると、737系電車がイザ函館本線の岩見沢-旭川間で運用を開始する際にはダイヤ改正を伴わず、車両が全て出揃い次第、そう遠くない時期に(言うなれば車両だけが)置き換わるのではないか…等と、勝手に考えています。

 最も早ければ2023年7月等、そしてどんなに遅くとも2023年10月頃までには運用が開始されるのではないでしょうか?

 場合によっては、同時にワンマン運転も開始される可能性があると予想します。

 特に旅行者にとっては人気の高い721系電車にも…いよいよ「置き換えの波」が迫ってきたようですね(T_T)

 まだまだけっこう先の話となりそうですが…今後の公式発表を待ちたいと思います!


---
【ナゾ・運用編オマケ】
ワンマン自動放送はどんな声?!
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 JR北海道の列車における自動放送(の声)と言えば、主に…「全道の特急列車や札幌圏の普通・快速列車の自動放送」「キハ40・キハ54・キハ150のワンマン自動放送」「H100のワンマン自動放送」…の3種類がありますね。

 はたして737系電車のワンマン自動放送は、どんなものになるのでしょうか???

 私の予想では、新しさやワンマン多言語化対応等の観点から、おそらく「H100のワンマン自動放送」と同様のものになるのではないかと考えています!

 ついでに、乗降扉の取り扱いについてもH100と同様で、どの駅でも自動では開扉せず(札幌圏内に乗り入れている際は除く)、あくまで乗客が自分でボタンを押して開ける(閉める)方式になるのではないかと予想しています。

 色々な意味で「H100の電車版」のような印象になるのではないでしょうか?

 実際に車両が登場する日が楽しみですね!(^o^)


▲この旭川駅ホームにピンクの737系が並ぶのもそう遠い先ではない


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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ICカード乗車券【技術面でのまとめ】


▲新函館北斗駅の新幹線改札口にある自動改札機

 先日の記事で、2022年9月14日にJR北海道から公式発表された「Kitacaエリアの拡大」について触れましたが、ちょっとした「追記の独り言(?!)」として、ネット上で見つけた「技術的な事項」について、簡単に綴っていきます(- -;)

◆◆◆
 ICカードKitacaエリアを拡大します!
 ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~
 <JR北海道:2022年9月14日 発表>

◆◆◆

 現状のICカード乗車券システムというのは、自動改札機本体内部、または各駅に設置されたサーバーで、運賃計算等を実施しているのですね!

 確かに…これでは新たにICカード乗車券システムを導入するにしても、多額の費用!を要するというのは、なんとなく納得できるような気がします。

 しかし、JR東日本では2023年春から(おそらくダイヤ改正に合わせて)、新たに青森・秋田・盛岡エリアでSuicaのサービスを開始する予定となっているようですが、これらのエリアでは従来とは異なり、各駅にある自動改札機と、中央(東京?)にあるメインサーバーがそのつど通信を行い、運賃計算等はメインサーバーで一括して処理するクラウド化された新しいシステムが導入されるようです。

 このしくみでは、各駅にある自動改札機は、言うなれば単なる「メインサーバーとの通信端末」に過ぎなくなるので、自動改札機の本体内部に複雑な運賃計算等の機能を搭載する必要がなくなるのでしょう。

 もし万が一、運賃体系の変更や新規機能の搭載を行うとしても、おそらく従来であればいちいち自動改札機自体のメモリを変更したり?、プログラムを新しいものに書き換えたり?…というメンドウな作業をワザワザ1つ1つ実施しなければならなかったところを、この新しいシステムでは、メインサーバーたった1か所!に手を加えれば済むだけになる…ということのようです。

 私のようなドシロウトの感覚で見ても、これは確かにとてもシンプルなしくみで、コスト削減にもつながりそうに感じます(^_^;)

 このように考えていくと、JR北海道が2024年春にKitacaエリアを拡大する際には、もしかするとこうした新しいシステムが導入されるのかもしれませんね。

 あるいは、2008年の新規導入以来、Kitacaエリアはこれまでただの1度たりとも拡大されたことが一切なかったにもかかわらず、ここへきてついにJR北海道がエリア拡大に踏み切ったのは、もしかするとクラウド化された新しいシステムが開発されたことより、そもそもの導入コストが下がったからという理由もあるのでしょうか?

 こうした「技術面でのまとめ」という観点も採り入れてみると、考察するのがよりいっそう面白く?!なりますね(^o^;)

 …最後に、今回の独り言を書き綴るにあたって参照したネット上の各種記事を、備忘録も兼ねて(?)、以下にまとめて掲載しておきます。

◆◆◆
 改札での精算、今後はSuicaやPASMOより「クレジットカード」が主流になるかもしれないワケ
 <Merkmal(メルクマール):2022年10月9日>

◆◆◆
 オープンループ乗車システムはSuicaの地位を塗り替えるのか?
 <Impress Watch:2022年6月17日>

◆◆◆
 クラウド化する「Suica」改札──“タッチ決済”や“QR乗車券”など導入後の可能性を考察
 <DIAMOND SIGNAL:2021年4月13日>

◆◆◆
 「Suica」と「Visaのタッチ決済」、改札での速度差の秘密
 <Impress Watch:2021年4月6日>

◆◆◆
 カードで電車に乗る。オープンループが交通系ICに与える影響
 <Impress Watch:2021年2月5日>

◆◆◆
 「紙のきっぷ」の新形態、JRも導入を目指す「QRコード乗車券」とは
 <鉄道コム:2020年9月7日>

◆◆◆
 QRかICカードか? 交通系チケットシステムを巡る世界の最新事情
 <ITmedia Mobile:2019年5月24日>

◆◆◆

 時系列に並べてみましたので、ご興味のあるかたorお時間のあるかたは、各記事もぜひご覧になってみてください!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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737系のナゾ【概略編】



 2022年8月17日、JR北海道から「737系通勤形交流電車が登場します」との公式発表がありました。

◆◆◆
 737系通勤形交流電車が登場します
 <JR北海道:2022年8月17日 発表>

◆◆◆

 これよりもはるかに前、JR北海道が2019年4月9日に発表した『JR北海道グループ中期経営計画2023』の中では、すでに「ワンマン運転の拡大:車両老朽更新に合わせ2両ワンマン電車新製の検討」という言及がありました。

◆◆◆
 「JR北海道グループ長期経営ビジョン」等について
 <JR北海道:2019年4月9日 発表>

◆◆◆

 上記資料のP.42(ファイル全体としてはP.44)では、「2両電車新製によるワンマン化のイメージ」として、以下に示す画像が添えられていました。



 私も含めて、この画像にすっかりダマされていた(?!)…と言いますか、惑わされていたかたも多かったのではないでしょうか?

 上記の画像を見る限り、ベースは明らかに現行の733系電車で、単に基本番台の3両編成を2両編成化しただけのように見えるため、私はてっきり「今後は733系の新区分番台(2両編成版)として、733系4000代(番台)なる車両でも登場するのではないか?!」…などと安易に考えていました(- -;)

 ちょうど室蘭本線の苫小牧-室蘭間で、733系基本番台3両編成による試運転が頻繁に実施されていたことも、この「安直でデタラメなドシロウト予想(?!)」を余計に深く信じ込んでしまう理由になっていました。

◆◆◆
 【JR北】733系B-102編成が東室蘭まで試運転
 <2nd-train:2021年10月7日>

◆◆◆



▲東室蘭駅の側線に留置されて夜間滞泊する733系基本番台B-110編成

 ところが!!! …イザ公式発表されフタを開けてみると、まさかの新形式!とのことで、心底驚愕!した次第です。

 しかも、まさかの片側2扉!!になるとは…。ともかく驚きました。主に東北地方などでワンマン運転にて運用されているJR東日本の701系電車も片側3扉なので、全く予想外でした。

 おそらく、運用区間のほとんどがワンマン運転で、どのみち大半の駅では先頭のドアしか開扉しないでしょうし、有人駅の営業時間中でもそこまで極端な大混雑に見舞われる心配はなく、また札幌圏内への乗り入れがあるとしても限定的なものにとどまるでしょうから、片側2扉で十分!と判断されたのでしょうね。

 そして、731系から733系まで脈々と受け継がれてきた、伝統(?)の高運転台構造独特のイカツイ顔つき(?)も採用されなかったようですね。

 ただ、よくよく考えてみれば、主にワンマン運転を行う以上、高運転台構造では運賃収受の際に運転士がいちいち上下方向に移動するのは非常に不便でしょうから、一般的な低運転台(?)構造になったのもうなずけます。

 運転台の構造が一般的であれば、先頭部の顔つき(?)がオーソドックスなものに落ち着くのも当然かもしれませんね。

 それでも、もし万が一の踏切事故!発生の際に備えて、おそらく運転台部分には強化構造(or衝撃吸収構造?etc.)が採用されているのではないかと思います。

 737系の外観画像を見ると、前頭部が上方に向かって内傾しているように見えますので、もしかするとこの部分で「障害物と衝突した際の衝撃を上方へ逃がす」という構造になっているのでしょうか?

 そして、色使いの影響もあるかもしれませんが、先頭部の顔つきはH100形気動車と少し似ている印象も感じますね。

 そうした関係もあるのか、運転台の周りには側窓がなく、乗務員室扉の窓しかないのも大きな特徴ですね。

 同様に、前面窓が曲面を描いて車体側面にまで回り込む構造(=パノラミックウインドウ?)も採用されていないようです。

 形式名こそ、731系→735系→733系→737系…と続く系譜の一翼を担っている(?)と言えそうですが、これまでの車両とは外観の印象が大きく異なるのは、こうした数々の設計変更の結果と考えられそうです。もちろん、外装のさくらいろ(!!!)は最大のチャームポイント(?!)になるでしょう(^_^;)

 これだけ見た目の印象が大きく異なるからには、思い切って「H700形(?!)」…などという突拍子もない形式名!を付与してしまう方法はなかったのでしょうか?!

 …いえいえ、さすがにあまりにも飛び抜けていて、むしろカッコ悪い?!くらいかもしれませんね(^_^;)

 余談ですが、JR九州の『YC1系(!!!)』なる形式名は…個人的には今ひとつピンとこないものがあります(- -;) 「やさしくて、力持ち」かぁ~…。う~ん…↓↓↓

 …ということで、これまで733系電車が苫小牧-室蘭間で試運転を繰り返していたのは、おそらく「運転台周りの機器配置や車両自体の走行性能が(ほぼ)同一の電車によって、あらかじめ乗務員の慣熟運転訓練を行うため」と考えられそうです。

 もちろん、本当は実車の737系電車で訓練したいところなのでしょうが、現時点ではまだ存在しないため、類似の車両で疑似的に(?)代替してシミュレーションを重ねていたのでしょう。

 ただ、少なくとも運転台の高さは確実に異なるでしょうから、イザ737系電車が手元に届き次第、実車での訓練も行われるのでしょう。

 車両の到着・報道公開が楽しみですね!


特記ある物を除き、写真は筆者撮影


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